掲載日 : [2004-03-03] 照会数 : 3789
社会福祉法人資格取得へ 「ハナ国際福祉協会」(04.3.3)
[ 支部でのデイサービス開設を進めていく(大阪・西成支部のデイサービス) ]
設立認可等審査会で承認
【大阪】民団大阪府本部(金昌植団長)が社会福祉法人設立に向けて大阪府に提出していた関係書類が、このほど府の社会福祉法人設立認可等審査会で承認された。正式認可がおりれば同本部が課題としてきた特別養護老人ホーム建設への下地が整うほか、各支部での福祉事業拡大にも拍車がかかりそうだ。
高齢団員の福祉向上へ前進…支部デイサービスなど拡大図る
申請書類は仮称「ハナ国際福祉協会」の名前で府に提出した。同福祉協会は民団大阪府本部の持つ財団法人大阪韓国人福祉協会から事業の一部と基本財産の一部を譲渡して新たにつくったもの。
財団法人はもともと民団大阪本部が社会福祉活動を展開していくために構成したものだが、財団法人としてできない事業もあり、新たに社会福祉法人を発足させることになった。
府の審査会では2月10日に承認した。担当の大阪府健康福祉部法人指導課では、大阪府内で在日韓国人団体が社会福祉法人資格を取得するのはおそらく初めてだろうと話している。
社会福祉法人資格が正式に認められると、特別養護老人ホームの建設が可能になる。
また、社会福祉法人の名前で介護保険に則ったデイサービス(通所介護)センターを府内各所で開設していくことも可能。運営にあたっては経費の大部分は介護保険で賄える。
府内ではすでに西成、布施、八尾、泉北の各民団支部で「街角デイハウス」を開設・運営しているが、これ以外の民団支部でも自前の会館を有効活用してデイサービスセンターをつくり、高齢団員向けの福祉サービスを充実させられる。会館の改修工事にあたっては補助金で一定の費用を賄える。
同本部では今年度内に大阪府から社会福祉法人の認可を受けようと、役員構成や事業計画など細部の詰めを急いでいる。
認可がおりればすぐに登記を済ませ、現在の支部会館を有効活用してのデイサービスセンターの拡大をはじめ痴呆性老人のための専用施設、グループホーム、さらには特養ホームへと着実にステップを踏んでいきたい考えだ。
(2004.3.3 民団新聞)