掲載日 : [2004-04-30] 照会数 : 2387
朝中首脳会談「6者会談」推進へ 中国・新たな「無償援助」約束(04.4.28)
中国共産党対外連絡部は21日、国営新華社通信を通じ、北韓の金正日総書記が19日から21日まで、胡錦濤総書記(国家主席)の招きで中国を非公式訪問したと発表した。
それによると、両国首脳は、北韓核問題をめぐる2回の「6者会談」の成果を評価し、核問題の対話による平和的解決の立場を堅持し、「6者会談」推進で合意した。
金総書記は「6者会談」のプロセスに「積極的に参加し、協議の進展に貢献する」と表明した。また「最終的な(韓半島における)非核兵器化の目標を堅持する基本的立場に変化はない」と述べた。
胡総書記は、「朝鮮の道理のある懸念も重視され、解決されるべきだ」と強調、北韓が米国に核凍結の見返りに「安全の保証」を求めていることを支持する考えを示した。中国側は、北韓の経済建設を支援するために「無償援助」の供与を北韓側に伝えた。「援助」は食糧とエネルギーが主になるとみられている。
北韓はこれまで、「米国が敵視政策を放棄すれば、核放棄できる」とし、第一段階として核計画の「凍結」と引き換えにエネルギー支援などの見返りを要求している。しかも、「核放棄」の対象を核兵器に限り、「平和利用」は除外している。
これに対して、米国・韓国・日本は平和利用をも含めた「完全かつ検証可能で不可逆的な核放棄」を要求し対立している。
(2004.4.28 民団新聞)