掲載日 : [2004-07-21] 照会数 : 2417
「高句麗の史実歪曲」 韓国、中国に厳重抗議(04.7.21)
韓国外交通商部の崔英鎮次官は14日、中国の李濱駐韓大使を呼び、中国の官営メディアが「高句麗は中国の地方政権」だったとの論評を繰り返し、中国外交部のホームページから高句麗に関する記述を削除するなど、高句麗史を歪曲していることに抗議した。
崔次官はそこで、今年2月に韓中両政府が高句麗史問題を学術的に解決することで合意したにもかかわらず、中国がこれを破ったことに深刻な懸念を表明、この問題が両国関係に悪影響を与えないよう、中国政府の誠意ある対応を求めた。
また、金夏中駐中大使が13日、中国外交部にこうした韓国政府の立場を伝えたのに対し、中国側は「韓国の懸念は承知している。この問題が両国関係に悪影響を与えないよう、賢明な方策を検討し、告知する」との考えを示した。これは申鳳吉外交部スポークスマンが明らかにした。
外交部は、この問題が日本の歴史教科書歪曲問題と同様、深刻な外交問題に発展する可能性を否定できないとして、担当部署を文化協力課から中国との懸案を扱う北東アジア課に変更した。
中国はいわゆる「東北工程」開始以来、高句麗史を中国の地方史に位置づける論理を構築し、高句麗遺跡の世界文化遺産登録以後はそのキャンペーンを強めている。
(2004.7.21 民団新聞)