掲載日 : [2004-07-21] 照会数 : 2883
多民族共生をテーマに 研究集会に1200人 NPO主催(04.7.21)
【大阪】特定非営利活動法人・多民族共生人権教育センターの主催する「第4回多民族共生人権研究集会」が17日、大阪市浪速人権文化センターなどで開かれた。行政と企業で人権・福祉を担当する関係者ら1200人余りが参加した。
はじめに龍谷大学の田中宏教授が「自国民中心主義からの脱却を」と題して記念講演。午後は各地のNPOが、在日同胞の現状と課題、および多文化・多民族共生に向けての取り組みについて4つの分科会で報告した。
第1分科会では在日各世代のパネリストがそれぞれの生い立ちや思いを話し、あらためて日本社会での現状と課題を探った。
パネリストの1人で在日2世の全敬子さんは、滋賀県で特定非営利活動法人を立ち上げ、在日高齢者・障害者の生活をサポートしている。全さんは、「若いころは差別があっても何もできなかったが、障害児差別を経験して対行政交渉に関わるようになった。これからも障害者と高齢者の無年金問題の解消に向けて運動をしていきたい」と語った。
(2004.7.21 民団新聞)