掲載日 : [2004-07-28] 照会数 : 2887
韓国銀行の100年ひと目で ウリィ銀行が博物館開館(04.7.28)
[ 大韓天一銀行の創立株主名簿 ]
2万点余を収蔵
ウリィ銀行は20日、ソウル・会賢洞の本店地下1階に銀行史博物館をオープンした。開港から現在まで100年にわたる韓国の銀行史を示す所蔵資料2万2000点のうち1000点余りを展示している。映像資料や模型などもあり観覧者の理解を助けている。
最も興味深い展示品は、1899年に6人の発起人が大韓天一銀行(ウリィ銀行の創始)を設立するため大韓帝国の度支部(現在の財経部)に提出した請願書だろう。これには株主名簿にあたる座目も記載されている。請願書の銀行設立の目的には、「貨幣の流通が商務興旺(商業が発展すること)の基本」と記されている。
当時の株主名簿の1ページ目には、高宗(朝鮮朝26代王)の7番目の息子である英親王の名前がトップに掲載され、皇室も大臣や商人らとともに株主であったことを示している。
銀行の取引日誌にあたる正日記には、1899年3月の営業開始から1904年6月までの記録が一日も欠かさず記され、当時の全ての資金取引内容を知ることができる。
この日誌は、高麗時代の開城商人らが創案した固有の帳簿整理法「松都(現在の開城)四介治簿法」によって記された。 展示品のうち「貯金箱ギャラリー」も人気を呼んでいる。世界各国の珍しい貯金箱500点余りを展示している。例えば、1〜3世紀にローマで作られた土器形態の貯金箱や、貴族女性の靴の形をモチーフにしたフランスの陶磁器貯金箱などがある。
銀行史博物館は毎週火〜土曜日開館、入場無料。
(2004.7.28 民団新聞)