掲載日 : [2004-10-27] 照会数 : 2773
訪日外国人の1位韓国人 今年上期(04.10.27)
[ 「冬ソナ」並木道を再現 ]
各自治体が誘致競争
ゴルフや温泉目玉に
今年上半期(1〜6月)に日本に入国した外国人は約331万人と初めて300万人を突破し、年々増加傾向にある。特に韓国からの入国者数がトップで全体の25%を占めることから、各自治体は韓国人観光客を誘致しようと懸命だ。
法務省入国管理局の統計によると、上半期の外国人入国者(再入国者を含む)は過去最高の331万6311人で、前年に比べて約76万人(28・8%)増えた。
新規入国者の在留資格別では、観光やビジネス等の短期滞在が249万9623人で最も多かった。
国・地域別の入国者は、韓国が前年同期比19・4%増の69万1714人とトップで、全体の25・8%を占めた。次いで台湾19・4%、米国13・1%の順となっている。
年々増加する韓国人観光客をターゲットに、日本の各自治体はゴルフや温泉などを売り物にするなど誘致合戦を繰り広げている。
釜山〜福岡間は高速船でわずか3時間という便利さもあって利用客が急増しており、九州には韓国との直行便が多く、韓国人観光客にとって別府と阿蘇、熊本城の周遊ツアーが黄金ルートといわれる人気コースだ。
ところが、韓国では急増するゴルフ人口に比べてゴルフ場が少なく、料金も上がっているため、日本でプレーする韓国人が増えている。そこで各自治体は韓国人ゴルファーに照準を合わせ始めた。
九州各地の観光地側も例外ではなく、ゴルフを集客の切り札にし始めた。九州は冬場を中心に韓国人客に人気がある。宮崎県のゴルフ場では、フロントに韓国語の会話集を備え、レストランには写真入り韓国語メニューを用意している。
千葉県や福島県も韓国メディアの関係者を県内ゴルフ場の視察ツアーに招待するなど誘致に懸命だ。松山市は道後温泉とゴルフをセットにしたツアーを企画した。
夏場は涼しい北海道が人気だ。ゴルフだけでなく、北海道開発局とJTBは共同でレンタカーによるドライブを売り物に韓国からの観光客誘致に乗り出した。
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姉妹提携1周年記念で
各務原市が春川物語
岐阜県の各務原(かがみがはら)市は11月6日〜12月26日、ドラマ「冬のソナタ」の舞台となった春川市との姉妹都市提携1周年を記念し、「『冬のソナタ』春川物語」をテーマにさまざまなイベントを開催する。「冬のソナタ」ロケ名所を再現するほか、▽冬ソナグッズの販売▽黒田福美トークショー▽韓流観光展▽舌で春川を体感!▽チマ・チョゴリ試着撮影会▽韓国映画「ラブストーリー」上映などを計画。
会場には、春川高校の塀や春川明洞、メタセコイヤの並木道を再現し、記念撮影することができる。また、市街の「冬ソナストリート」と命名された通りには、南怡島から運んだあの名シーンのベンチを設け、誰もが自由に座ることができる。
(2004.10.27 民団新聞)