掲載日 : [2005-02-02] 照会数 : 3733
現代史と「男」の運命 「大統領の理髪師」11日公開(05.2.2)
1960年代初頭から70年代末までの激動の韓国現代史を背景に、数奇な運命に翻弄されながらも明るく逞しく生きる床屋とその家族の姿を、涙と笑いを織り交ぜて描いたイム・チャンサン監督の「大統領の理髪師」(アルバトロス・フィルム配給)が11日から、東京・渋谷区のBunkamuraル・シネマで上映される。
仕事を愛し、妻と子どもを愛するごく普通の男の人生が、韓国大統領官邸「青瓦台」のお膝元の孝子洞に住んでいたために、大統領の理髪師になってしまい、大統領の側近たちの勢力争いに巻き込まれて窮地に陥る。
物語は朴正熙少将が軍事クーデターによって政権を獲得する前夜から始まり、彼が中央情報部長に射殺され、政権交代となるまでの約20年間が描かれる。
大きな体で小心者の床屋をコミカルに演じるのは、韓国を代表するソン・ガンホ。「オアシス」の難役で絶賛された女優のムン・ソリの演技も見逃せない。
問い合わせは、同劇場(℡03・3477・9264)
(2005.2.2 民団新聞)