掲載日 : [2002-11-21] 照会数 : 4076
韓国、世界最強ブラジルに2−3で惜敗
[ 先制ゴールを決めた薛ギヒョン ]
[ 韓国2点目を決め得意のゴールセレモニーをする安貞桓 ]
韓国、世界最強ブラジルに2−3で惜敗
サッカーのワールドカップ(W杯)ベスト4に進出した韓国が優勝したブラジルに互角以上の戦いを見せた。国際親善試合、韓国−ブラジル戦が20日夜、ソウルW杯競技場で行われ、2−3で韓国がブラジルに逆転負けした。しかし、韓国はず2度のリードを奪うなどブラジルに1歩も引かなかった。積極的な攻撃サッカーで5カ月前に世界を驚かせた韓国サッカーを再び再現した。
朴智星、李乙容を除くW杯4強メンバーで臨んだ韓国は、FW安貞桓(26・清水)の1得点1アシストなどで終了間際まで2−2と大健闘。最後に不運なPKを与えて2−3と敗れたが、スタンドを真っ赤に染めたサポーターを熱狂させた。DF洪明甫(33)FW黄善洪(34)も最後の代表として出場、引退セレモニーも行われた。
先制したのは韓国。前半7分、ゴール前の間接FKで李天秀から受けたパスを安貞桓がセンタリング、これを薛ギヒョンが頭でゴールを決めた。しかしブラジルは同16分、ゼ・ロベルトのスルーパスに反応したロナウドが抜け出し、ゴールを決め同点とし、前半を1−1で終えた。
韓国は後半13分、右サイドの柳想鉄のクロスを薛鉉がシュート、GKが一度セーブしたものの、こぼれたボールに詰めた安貞桓が押し込み、韓国が再び2−1とブラジルをリードした。
ブラジルは同22分、エジミウソンのロングボールに抜け出していたロナウドがこの日2得点目となるゴールを決め、またも同点に持ち込んだ。完全なオフサイドと思われたがホイッスルは鳴らなかった。
そして、拮抗した試合はこのまま引き分けかと思われたロスタイムの終了間際、ペナルティエリアのライン際で崔鎮がアモローゾの持ったボールを止めにいった倒された。際どいプレーだったが中国人主審がPKを宣言。ロナウジーニョに決められ土壇場でブラジルが王者の底力を見せた。
ワールドカップ(W杯)韓日大会でもし韓国がドイツに勝って決勝に進出していたら、こんな戦いをしたのだろうか。「幻の決勝戦」と言われるこの日の試合は韓国のスピードとブラジルの個人技が火花を散らすたびに、ソウルW杯スタジアムは熱狂した。
終了間際に不運なPKで勝ち越されたとはいえ、世界王者と互角以上に渡り合った韓国は、その強さを改めて世界に示した。2006年ドイツW杯に向けて、韓国は力強くスタートを切ることができそうだ。