掲載日 : [2005-12-14] 照会数 : 6561
トレンドは〞いやし〟 韓国の今年のヒット商品
不景気や先行きへの不安が重なり、韓国の消費者が心の癒(いや)しを求めた結果、今年1年間は「希望や楽しさ」を与える商品がヒットした。
40%を超す視聴率を記録したテレビドラマ「私の名前はキムサンスン」は、ぽっちゃり体型のモテない女性が主人公で、多くの女性に共感を与え、「私にもできる」という勇気を与えた。彼女が愛用したブタのぬいぐるみまで人気者に。
LGテレコムの販売店「フォン・アンド・ファン」は、店内に置いてある携帯電話でゲームや音楽を楽しめる。「楽しさ」を売りにした戦略が人気を呼んだ。カラフルな色の洗濯機が売れ、「白物家電」という言葉は死語となった。
生活の質の向上を求める「ウェル・ビーイング」も生活文化として浸透しつつある。大型小売店「Eマート」のインスタント・ラーメンの売り上げが11月末現在で前年同期比12%減少した。1988年以来、右肩上がりで成長し続けてきた市場に初めて陰りが差した。
一方で、茶やミネラルウォーターの飲料類が好調で、ビタミンドリンクや健康サプリメントも人気だ。空気清浄機付きの冷蔵庫や、ほこりやダニに強いスチーム掃除機にも関心が集まった。
韓国鉄道公社は年末から、首都圏の地下鉄第1号線に騒音と火災の危険性を大きく減らした新型の「ウェルビーイング型電車」を導入する意向だ。
トレンド・コンサルティング会社の関係者は、「今年同様に来年も、楽しさとテクノロジーを融合した『ファノロジー』のトレンドが消費行動の中心になるだろう」と予想している。
(2005.12.14 民団新聞)