掲載日 : [2002-12-11] 照会数 : 1984
金剛山・陸路事前踏査延期に 約1週間、テスト観光も(02.12.11)
【ソウル】当初5日に予定された金剛山陸路観光事前踏査と、11日から行う予定だったテスト金剛山陸路観光(約200人)は、北韓側の事情によりそれぞれ約1週間延期されることになった。
陸路観光踏査団(現代峨山職員約90人)は5日午後12時30分、江原道高城郡統一展望台駐車場で大型バス4台に分乗し、1泊2日の日程で南方限界線を越えて非武装地帯(DMZ)、軍事境界線(MDL)を通過する予定だった。
統一部が4日明らかにした。それによると、北韓は、先月30日から3日まで平壌を訪問した現代峨山の金潤圭社長に対し「東海線臨時道路の北韓側区間に地盤の弱い区間があり、地盤を固める補強工事を行わなければならない」とし、金剛山陸路観光事前踏査とテスト観光の延期を伝えた。
北韓側は同時に、鉄道と道路工事の資材や装備支援の一環として、弱い地盤を補強するために必要な装備の支援を要請したという。
しかし、北韓側が3日、電話通知文を通じ、「金剛山陸路観光の日程合意と道路通行の合意が、京義線と東海線の軍事境界線(MDL)通過に対する軍事保障合意よりも先行して成されるべき」と通知してきたことが、臨時道路の補強工事のためであるかは明らかでないと、統一部は説明した。
■□
北側の事情で
国防部は3日、「国連司令部と合意した、簡素化されたMDL通過の手続きに合意するための南北軍事実務会談首席代表の接触を持つよう、北韓側に2日提案したが、北韓がきょう電話通知文を通じて『まず金剛山観光関連問題に合意してから、MDL通過問題について話し合いたい』と通知してきた」と発表している。
国防部によると、北韓側は電話通知文で「観光日程、道路通行と関連した合意が得られていない現時点で、双方の軍隊が軍事分界線の通過について話し合うのは、その順番から言っても適切ではない」と伝えてきた。
北韓側が軍事実務協議にブレーキをかけた背景として▽韓国側が提示した1人当たり50㌦台という金剛山陸路観光費用の上方修正▽現代峨山が北韓側に支給する金剛山観光代金のうち未払い分2400万㌦の早期支給などを促すためとの推測もなされていた。
(2002.12.11 民団新聞)