掲載日 : [2002-12-11] 照会数 : 2857
平和願う遺志継承へ 孫基禎先生偲ぶ会(02.12.11)
[ 80歳の誕生日時の故孫翁 ]
故人の母校・明大が企画
民団中央協賛
今月21日に東京で
去る11月15日に逝去した1936年のベルリンオリンピックのマラソン金メダリスト、孫基禎翁を追悼する「孫基禎先生を偲ぶ会」が21日、東京お茶の水の明治大学で開催される。
韓国での葬儀は11月17日、大韓オリンピック委員会(KOC)葬として執り行われたが、日本のスポーツ界への多大な貢献や、常に平和の尊さを訴え続けてきた遺志を引き継ぐために、故人の母校である明治大学が主催し、民団中央本部(金宰淑団長)が協賛して実行委員会形式で執り行うもの。
偲ぶ会では黙祷に続き、故人の功労を日本側として初めて表彰した岡野加穂留・明治大学元学長が、「平和ではなかった厳しい戦前に、金メダリストという不滅の業績を燦然として残された。この金字塔は後年、韓国のみならず、平和を愛するアジア諸国の時代を担う若者の世代に、フェア・プレーを通して、偉大なる希望と未来への夢を与えた」と開会のあいさつを述べる。
続いて故人の足跡をVTRで振り返りながら、「孫先生と明治大学」について、寺島善一教授、「孫先生と日本スポーツ界」について、ジャーナリストの谷口源太郎氏が思い出などを語る。故人を追悼する演奏は、在日2世のヴァイオリニスト、ジョン・チャヌ氏が奏でる。
日本スポーツ界や各界からの追悼メッセージを紹介した後、参列者の献花。その後、遺族代表のあいさつを孫翁の長男・孫正寅氏(民団横浜支部事務部長)が述べる。校歌合唱の後、明治大学OBで現在、和光大学の李進煕名誉教授が閉会の言葉で締めくくる予定。
会場は明治大学リバティタワー1階の1011教室(千代田区神田駿河台1―1、JR「お茶の水」下車)で、18時〜20時。
誰でも参加できるが、会場設営の関係上、花輪は受け付けない。
「偲ぶ会」への問い合わせは、事務局担当の民団中央本部の哲恩宣伝局長へ。電話は03・3454・4612。
(2002.12.11 民団新聞)