掲載日 : [2002-12-11] 照会数 : 2492
〞在日同胞〟アピール 神戸でオリニ・マダン(02.12.11)
[ かわいい韓服姿でプンムルを披露するオリニたち ]
児童、父母ら400人集う
【兵庫】神戸市内の学校に通う同胞の子どもたちが、民族の文化にふれる場、仲間との出会いの場として集う「神戸オリニマダン」が8日、神戸市立長田南小学校で開かれ、市内16校の校長はじめ市教育委関係者、地域住民ら400余人の観客を前に日頃の成果を発表しあった。
神戸在日韓国・朝鮮人児童生徒保護者の会(金信代表)主催の同マダンは今年で5回目。11校40人の幼・小・中のオリニたちが歌や民族舞踊などを通して自分の中の〞在日コリアン〟をアピールした。金代表は「父母たちの理解があってこそ開催することができた。今日一日、思いきりウリナラの文化に触れ、いっぱい友達をつくって楽しもう」とあいさつした。
神戸市の学校には、在日同胞のこどもたちが自己の民族について学ぶ場がなく、その必要性が切実に求められている状況にある。同マダンは、同会が主催する「オリニソダン」(毎第2、第4土曜。常時15人ほどが参加)に通うオリニたちが民族の歴史や文化、言葉などを学びその成果のささやかな発表の舞台としている。第1回目は20人足らずだったマダンも、回を重ねるごとに父母たちの理解や先生たちの積極な活動が功を奏し、今年は倍の40人のオリニたちが参加した。オリニたちもいろんな友達ができ、中には中学校へあがったと同時に通名から本名にかえたオリニもおり、その変化に驚きを隠せないながらも喜びを感じる、と言った父母もいるという。
午前のオリニ文化発表でのプンムルノリでは、保育所に通うオリニから中学3年生まで36人のオリニたちがチャンゴ、ケンガリなどの音色とともに同小学校体育館内を練り歩き、特に幼児たちのかわいいチマ・チョゴリ姿に観客は目を細めていた。また体育館の壁には、写真やコメントを交えて今までの取り組みが説明されており、他校の先生たちも熱心に見入っていた。昼食休憩では、各小学校の保護者たちが一緒になって作った韓国料理・400食が振舞われた。
(2002.12.11 民団新聞)