掲載日 : [2003-01-15] 照会数 : 2141
NPT脱退を宣言 北韓IAEA協定も離脱(03.01.15)
北韓は10日、声明を発表、核不拡散条約(NPT)を脱退し、国際原子力機関(IAEA)との保障措置(核査察)協定の拘束から完全に脱することを宣言した。朝鮮中央通信が伝えた。(「脱退声明」要旨2面に)
これにさきだち韓米日3国は、7日の政策調整会合(TCOG)で、見返りは与えないとの前提で「米国が北韓と対話を行う用意がある」と発表、北韓と対話する意思を示し、北韓の反応が注目されていた(「3国共同声明」要旨2面に)。北韓の「回答」ともいうべき今回の声明は、国際的な核不拡散体制からの離脱と核兵器開発に向けた動きを強めることを意味し、韓半島情勢は一気に緊張の度を増した。
声明は「NPTからの脱退は、わが国に対する米国の圧殺策動とそれに追従するIAEAの不当な行為への当然の自衛的措置である」と強調。
同時に「米国が敵視圧殺政策を放棄し、核威嚇を中止するなら、我々は核兵器を製造しないことを朝米間の別途の検証を通じて証明することもできる」と主張。米国が北韓への不可侵や体制保障を確約すれば、核開発放棄に応じる用意があることを示唆した。
(2003.01.15 民団新聞)