掲載日 : [2007-02-28] 照会数 : 9290
幸せを運ぶ使者・韓服 本物の伝統美を
[ 自作の韓服に囲まれる成哲洙さん ]
注文急増の名家パランセ
「『こだわりの伝統チマ・チョゴリを作る』をコンセプトに、本物の美しい韓服を提供したい」と語るのは、韓服名家・パランセを営む成哲洙さん(40)。チマ・チョゴリの色からデザイン、刺繍まで注文者の好みに合わせるため、韓国の専門家に発注し完成するまで1、2カ月はかかる。
「在日同胞が一般に着用する韓服はカラフルなものが多いが、本来の優雅な韓服は淡い色。自然染めが繊細な高級感をかもし出す」と語る。300色以上の生地見本からお気に入りの色を選ぶには時間がかかるが、誰もが満足する、と自信をのぞかせた。
近年、韓流の影響で韓服に対する関心の高まりを見せている。とりわけテレビドラマ「大長今」(チャングムの誓い)の人気が拍車をかけ、在日同胞のみならず日本人からの注文が急増している。映画や雑誌、大手旅行社から韓服貸出の依頼も相次いだ。
韓服の特徴として「優雅で着やすい」点を強調する。シンプルだからこそ着付けには工夫が必要で、頭から足の先までコーディネートする。小物の装飾品もオリジナルの商品が多い。
「大長今」に登場した宮廷ノリゲの美しさに魅せられた日本人から、「これと同じものを作ってほしい」との注文があり、韓国の職人と相談しながらなんとか作り上げた。
パランセは韓国語の「青い鳥」の意で、自らを「素敵な韓服とともに幸せを運ぶ使者」と任じている。急激なウォン高には泣いているが、「価格上昇は極力抑えたい」と懸命に努力中だ。
韓服名家・パランセは(℡03・3226・1110)。
(2007.2.28 民団新聞)