掲載日 : [2007-04-11] 照会数 : 7621
故郷の住所が変わります 地番を廃し、道路名と建物番号に
5日からまず101カ所で…09年までに全国普及
韓国の住所表記が5日、地番制から「道路名と建物の固有番号」制に変更された。全国232市・郡・区のうち、ソウルや6広域市を含め101カ所で実施された。国際標準の住所制の導入により、21世紀の物流・情報化時代に対応しようというものだ。
例えば、ソウル駅の住所は
〈旧〉 ソウル市中区蓬来洞2街122番地
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〈新〉 ソウル市中区義州路1
今回、「道路名と建物の番号」の新住所制を実施したのは、ソウル特別市や釜山、仁川、大邱、光州、大田、蔚山の6広域市を含めた101市・郡・区。これにより、従来の地番である「邑・面・洞」は廃止された。
道路の幅と長さにより、大路・路・キル(みち)に区分され、複数の市・郡・区にかかる道路の場合は自治体同士が協議して決めた。建物番号は道路に接した入り口が基準となる。
例えば、ソウル駅の住所は、これまでの「ソウル市中区蓬来洞2街122番地」から「ソウル市中区義州路1」に変更された。
全国232市・郡・区のうち、残りの131カ所は2009年までに道路名と建物番号を定め、新住所システムを導入する。旧住所と新住所は2011年まで並行して使用され、12年から新住所だけになる。
道路案内表示や郵便番号をはじめ、住民登録・建物台帳、不動産登記簿なども11年までに段階的に変更される。
行政自治部の朴明在長官は談話文を発表し、「100年間続いた韓国の住所制度がわかりやすい国際標準の道路名・建物番号制に変更された。新住所制度はこれまでの無秩序な地番住所を改善するだけでなく、21世紀の物流・情報化時代に適応するもので、国民生活に大いに寄与するとともに、国家競争力を強化するためのインフラ事業でもある」と意義について強調した。
行政自治部の試算によると、新住所制度の導入によって年間4兆3000億ウォンほどが節減され、物流や救急分野などのサービスが大幅に改善される見通しだ。
これまで使用された住所は日本の植民地時代に土地調査事業が行われた際に導入されたもので、急速な都市化で住所の配列が不規則になり、地番を探す上で不便であった。
新住所は行政自治部の「新住所案内システム(
www.juso.go.kr)」で確認することができる。
(2007.4.11 民団新聞)