掲載日 : [2003-01-29] 照会数 : 2175
海外韓民族代表者が韓半島平和で声明(03.1.29)
[ ハワイで行われた韓民族代表者協議会の運営委員会であいさつする金宰淑会長 ]
ハワイ・米国韓人移民100周年参加の代表ら
第7回代表者大会はソウルに変更
米国韓人移民100周年を記念する各種関連行事が催されたハワイ州ホノルル市で、12日、海外韓民族代表者協議会(金宰淑会長)の2003年度運営委員会が開催された。
会議では、第7回海外韓民族代表者大会を当初5月にハワイで開催することが内定していたが、本国の新政権出帆の時期だけに、ソウルで開催すべきだとの意見が多く出た。
これは、在外同胞の共通課題や懸案事項を直接新政権に建議し、あわせて本国とより緊密な一体感をもって行こうというもので、結局ハワイ開催が見直され、ソウル開催での方向で調整することになった。
また、北韓の核開発問題による韓半島の緊張の高まりと、本国内の一部の反米的動きに対して憂慮する声が多く、韓半島の平和定着を念願する在外同胞の立場から、協議会名で声明を出すことが決議された。
一方、美洲韓人移民100周年記念式典とレセプションが13日、ホノルル市内のホテルで開かれた。式典では、盧武鉉次期大統領の祝賀メッセージが披露され、続いてハワイ州知事、駐米国韓国大使、朴寛用国会議長、韓明淑女性部長官の祝辞があった。夕方からのレセプションには内外1700人が集い、移民100周年を祝い合った。
また、14日にはマウイ島イアオ渓谷公園内で移民100周年を記念して韓国民族文化館の開館式があり、金ミナ民主平和統一諮問会議首席副議長等がお祝いに駆けつけた。金宰淑協議会会長(民団中央団長)、朴炳憲協議会名誉会長も祝辞を述べ、民団から支援金を伝達した。
海外韓民族代表者協議会が発表した声明(全文)
私たちは、米国韓人移民100周年記念行事が開かれたハワイで、各国韓人会代表者たちが集まり、海外韓民族代表者協議会運営委員会を開催した。
昨年末から北韓の核開発問題によって高まっている韓半島の緊張と韓国国内の一部の反米的な動きに対して、私たちは憂慮を禁じえず、600万海外同胞を代表して次のように声明を発表する。
1、私たちは、韓半島の平和と安全を念願する韓民族の一員として、どのような理由からであっても、韓半島で戦争要因となる行為を容認することはできない。北韓は即刻、核開発を中止するよう強く求める。
2、私たちは、韓国の安定した発展を念願するすべての国民と歩調を合わせ、本国政府が対話を通じて毅然とした姿勢で北韓の核開発を中止させ、韓半島の平和定着と安全を確保することで、南北韓の真の和解と協力を進展させていくよう強く求める。
3、私たちは、女子中学生死亡事件と関連して、反米的示威と行動が拡散していることを深く憂慮する。本国政府が急変する国際情勢に能動的に対処しながら、米国とのより緊密な共助関係と紐帯関係に力を注ぐよう強く求める。
4、私たちは、国際社会に生きる韓民族の一員として、21世紀の祖国が世界の平和と安定に一層寄与し、あわせて600万海外同胞の保護と育成にも注力するよう強く求めるとともに、韓半島の平和定着実現に一層積極的に参加していくことを誓う。
2003年1月14日
海外韓民族代表者協議会会長・金宰淑
(2003.01.29 民団新聞)