掲載日 : [2007-05-30] 照会数 : 5382
<朝鮮通信使>宿泊の清見寺に寄贈した書・絵 韓日共同で図録刊行
[ 「朝鮮通信使遺物図録」の一部
]
江戸時代、歴代の朝鮮通信使一行が清見寺(静岡市清水区)で宿泊した際に詠い、書き、描いた詩や墨書、屏風絵など貴重な遺物の数々を収めた『清見寺所蔵 朝鮮通信使遺物図録』がこのほど完成した。06朝鮮通信使韓日文化交流事業の一環として静岡市と釜山の朝鮮通信使文化事業会が共同で刊行したもの。
清見寺に所蔵されている『朝鮮通信使詩文帖』を中心に扁額、屏風などの資料91点を形態、年代、人物別に分類した。韓日両国語版。232㌻。韓国語訳と脚注は鄭景柱・慶星大学校漢文学科教授が、日本語訳は岩崎鐵志・静岡県立大学名誉教授がそれぞれ担当した。今後の朝鮮通信使研究に大きな一石を投じるものと期待されている。
静岡市は500部を制作し、主な公立図書館、博物館、研究機関などに配布した。非売品。問い合わせは(℡054・221・1069)静岡市生活文化局文化財課。
(2007.5.30 民団新聞)