掲載日 : [2007-09-12] 照会数 : 3749
霊璽簿からの名前削除求める 靖国無断合祀撤廃訴訟
韓国人11人が日本国と靖国神社を相手取って無断合祀撤廃を求めた民事訴訟の第1回口頭弁論は7日、東京地裁103号大法廷で開かれた。
前回、韓国人遺族、李煕子さんが日本政府を相手取って起こした合祀撤廃訴訟は昨年5月、一審で敗訴したが、今回は原告団に初めて生存合祀者も加わり、仕切り直しとなった。傍聴は希望者が140人に及び、抽選となった。
この日は遺族の李煕子さん、呂明煥氏、尹玉春さんの3人が陳述し、父親の名前を霊璽簿から削除するよう涙ながらに訴えた。一方、被告の国と靖国側は「合祀は遺族の意思とは関係ない」として提訴そのものが不当とばかり、全面的に争う構えを見せている。
弁護団長の大口昭彦氏は「元自衛官合祀『拒否』訴訟で示された最高裁判決の壁をどう突破していくのか悩む。ただし、靖国がやっていることには『あんなの神道ではない』という批判もある。攻め口はいろいろある。靖国神社の矛盾を突いていくため、あらゆる可能性を追求していきたい」と語った。
日帝強制下強制動員被害真相糾明委員会によれば、韓国人合祀者2万1181人のうち、61人は生存している。
(2007.9.12 民団新聞)