掲載日 : [2007-09-26] 照会数 : 4705
<愛知・同胞遺骨調査会>遺族探しへ決意新た 合葬の地で追慕祭
【石川】韓半島出身者の遺骨77人分が合葬されている石川県門前町の曹洞宗大本山総持寺祖院で12日、「愛知・朝鮮半島出身者遺骨調査会」が初の追慕祭を行った。調査会を代表して民団からは姜裕正愛知県本部事務局長、総連側からは金順愛総連愛知県本部権利生活部長ら20人が参加した。
これらはいずれも解放後、日本で亡くなった240人分の在日同胞の遺骨の一部で、「無縁仏」として名古屋市千種区にある東山霊安殿に納められていた。その後、霊安殿が市営八事霊園の敷地内に移転することになったことから、遺骨を管理している市社会福祉協議会が、スペースが狭いからと77人分の遺骨を身元の確認もせず、99年に無断で粉砕処理して総持寺に安置した。その後、調査会が本籍をもとに韓国で調査したところ、遺骨が粉砕された6人を含む9人の遺族が新たに判明した。
一行は総持寺の境内にある供養塔の前にチェサの供物を並べ、読経に合わせて、1人ひとりが故人への祈りを捧げた。
終了後、民団愛知の姜事務局長は「故人の無念の思いを解くためにも1人でも多くの遺族を見つけ、死亡までの経緯もなるべく明らかにしていきたい。そのためには日本政府ももっと協力してほしい」と語った。
(2007.9.26 民団新聞)