掲載日 : [2007-10-24] 照会数 : 3953
韓方医が無料治療 3日間、毎日順番待ちも
[ 韓方医から針灸治療を受ける在日同胞たち ]
【大阪】韓国全羅北道から韓(漢)方医5人が訪日し、生野区の民衆仏教・観音寺文化会館で在日同胞を主な対象にした無料診療を行った。生野区を拠点に教化活動を展開している圓仏教・大阪教堂の金法照さん(48)が韓方治療で著名な圓光大学韓医科大学校の協力を得て毎年実施しているもので、今年で8回目。14日までの3日間、毎日順番待ちの行列ができた。
受診者の多くは女性で、主に足、肩、腰などの痛みを訴えた。60・70歳代が中心だが、中には1日中座りっぱなしで作業しているという30・40代の姿も見られた。治療は針灸と投薬が中心。医師団の1人は「日本は韓国と違って湿気が多いせいか、関節炎を患う人が多く見られた。この地で苦労しながら生きてこられた在日同胞の辛さを知りました。診療で少しでも痛みを和らげてあげたい」と話していた。
大阪教堂の金さんは日本での教化活動のため9年前に来日した。無料診療は在日同胞のために何か役立ちたいと思ったのがきっかけ。開始当初は生野区内約1万軒を3日間かけて回り、案内のビラをまいたという。いまはすっかり地域に定着しており、診療を受けようと京都からもやってくるほど。
(2007.10.24 民団新聞)