掲載日 : [2007-10-24] 照会数 : 3644
広島「歩こう会」 山歩きで同胞の輪
全国化に意欲
【広島】在日韓国人の登山愛好家でつくる広島「歩こう会」(金寿元会長、朴松男リーダー)が、山登りを通じた同胞の輪づくりに意欲を燃やしている。各地の同好会と手を結び、いずれ団体として社団法人日本山岳会に加盟するのが目標だ。民団広島県本部でも全国化にエールを送っている。
地元民団もエール
広島歩こう会は3年前に発足したばかり。幅広い年齢層から50人余りが会員として名前を連ねている。週末や祝祭日を利用して月1回、山登りを楽しむ。同胞どうしで山歩きを楽しむのが目的のため、経験は問わない。普段は中国地区の景観のいい山を選び、帰りには温泉に入って疲れを癒しているという。年に1回、韓国に遠征しているのも広島歩こう会ならではの特色だ。
呼びかけ人であり、リーダー役の1人でもある朴松男さん(62)は高校生当時からこのかた47年のベテランで、日本山岳会に所属している。副会長の鄭俊根さん(民団安芸支部支団長)は「朴さんはリーダーシップがあり、知らない山に入っても安心」と全幅の信頼を置いている。
朴さんが「同胞愛好者がいれば交流したい」と数年前、民団広島県本部に協力を呼びかけたのが始まり。参加は自由で、会費は取らず、費用は登山の当日に実費精算している。こうしたゆるやかなネットワークが会の魅力だ。
朴さんの語る山登りの魅力は心と体の健康管理。毎月の例会以外にも気のあった仲間同士、山登りを楽しんでいるという。
いまは中国地区に飽き足りず、全国に足を伸ばしたいと「ウズウズしている」ところ。できれば遠征先で同胞の愛好家と交流するのが夢だ。そのためにも、1日も早く全国の愛好家と連絡を取り合いたいという。逆に、同胞の愛好家が広島に遠征してくれば、水先案内を買って出るつもりだ。来年、韓国の山岳会が訪日する折りには鳥取県の大山を案内したいと張り切っている。
朴さんの連絡先は(℡082・422・4841、FAX082・423・0535)。
(2007.10.24 民団新聞)