掲載日 : [2007-11-14] 照会数 : 6700
留学生に生活情報 同胞が支援センター開設
[ 開所式であいさつする朴明万代表(右) ]
東京・新宿
海外からの留学生が国籍を問わず日本で安心して勉学に打ち込めるよう、住宅やアルバイト、帰国後の就職先などの斡旋、留学・進学指導など生活情報全般を提供するISSC(国際学生支援センター)が11日、東京・新宿歌舞伎町のKDX東新宿ビル1階にオープンした。
敷地面積は1000平方㍍(約300坪)。広々としたメーンホールは音響設備とカフェテリアが整っており、イベントホールとしても活用される。左右には情報発信基地となる計17のブースが用意されており、海外留学情報などもここから提供していく。延世大学または慶煕大学がここを広報センターとして活用することも検討中だという。さらに奥に進むと、教室としても活用できる5つの会議室とコミュニティーホールを備える。
運営主体は都内と近郊に9カ所の留学生寮を運営している株式会社M&S社。社長の朴明万さんは18年前に就学生として日本に来たとき、住居やアルバイト先の確保に苦労した体験を持つ。留学生のための寮を設置したのも、自身の苦い体験が出発点だったという。
月間最低1500万円とされる維持費は、イベントホールの貸し出し、ブース賃貸料、企業からの広告収入などで賄う方針。朴さんは「リスクは当然覚悟の上。学ぶ意欲を持ち続けるすべての学生たちに場所と情報を提供したかった」と話している。9日のプレオープン記念式典は留学生の受け入れに熱心な早稲田大学や日本語学校の関係者、韓国からは慶煕大学校関係者ら200人でにぎわった。駐日韓国大使館からは裴優昌首席教育官が出席し、期待の言葉を述べた。
当面は学生支援のための講演会、異文化理解セミナーなど各種イベントを通じてセンターの存在をアピールしていく考えだ。
問い合わせは国際学生支援センター(℡03・3204・3000)。
(2007.11.14 民団新聞)