掲載日 : [2008-01-01] 照会数 : 6371
中央商銀信組スタート 横浜と北陸が合併
[ 中央商銀スタートに際して横浜市内の本店前で来賓らとともにテープカットする洪采植理事長(右から5人目) ]
横浜商銀信用組合(本店・横浜市、洪采植理事長)と北陸商銀信用組合(本店・福井市、姜栄文理事長)が合併し、新しく中央商銀信用組合として12月25日、スタートした。新理事長は洪采植氏、副理事長は姜栄文氏。
営業エリア7県に拡大 経営基盤の安定期す
横浜市内の本店では開店前、民団中央本部の鄭進団長や在日韓国商工会議所の崔鐘太会長、朴鍾駐横浜総領事ら来賓をはじめ、民団や民族金融機関理事長らによるテープカットが行われ、本店ホールで祝賀会が行われた。
洪理事長は「06年7月に合併契約を締結して以来、幾多の難関を乗り越え、中央商銀信用組合が誕生したことに感無量だ。組合員をはじめ関係者の全面的な協力・支援に感謝する。皆様の期待に一日も早く応えたい」と抱負を述べた。
合併により、営業エリアは神奈川、千葉、茨城、静岡、福井、富山、石川の7県で、本支店は14店舗。07年9月末現在で両組合を合わせた預金高は1155億円、貸出金が839億円、自己資本比率5・38%、職員数145人、組合員数1万7843人となった。
旧横浜商銀の場合、理事全員が出資金全額を返上したほか、組合員も7割減資を行い、民族金融機関の存続に一丸となって取り組んだ。こうした熱意に応え、全国信用協同組合連合会(全信組連)では来年3月までに少なくとも25億円を支援する意向だ。その時点で、自己資本比率は8%を超すと見込んでいる。
一方、在日韓国人信用組合協会(韓信協、洪采植会長)は同日、「合併に際しては民団など在日関係機関の全面的な協力・支援があったことに感謝する」との談話文を発表した。
両商銀は昨年1月19日の臨時総代会でそれぞれ合併契約書について承認を受けた。当初、7月17日に合併する予定だったが、システム対応など事務手続き上の問題から12月に延期されていた。
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<韓信協談話>合併効果を期待
合併に至るまでには、両組合の組合員、役職員の懸命な努力に加え、民団をはじめとする在日関係機関の全面的なご協力・ご支援をいただきました。さらに、金融当局や全国信用協同組合連合会からも多大な指導・支援を賜りました。特に、横浜商銀の組合員、理事の多大なご犠牲とご協力があったと聞いております。
今回の合併はこのような皆様のお力添えがあったからこそ、成し遂げることができたものであります。今後、中央商銀においては内部管理体制の整備は言うまでもなく、ゆうちょ銀行の発足による競争や遊技業の経営危機問題等、解決すべき経営課題も多々ありますが、一つひとつ解決に向けて取り組み、一日も早く経営安定基盤を構築し、合併効果が表れることを期待します。
当協会は、中央商銀誕生を契機に、今後も「規模の大小・地域を問わず、可能なところから」滞ることなく合併・統合を進めてまいる所存であります。
(2008.1.1 民団新聞)