掲載日 : [2008-01-30] 照会数 : 3801
語り継ぐ勇気、人間愛 李秀賢さん7周忌
[ 朗読劇で李秀賢さんをしのぶ韓国人就学生 ]
朗読劇上演
「偲ぶ会」東京で
JR山手線新大久保駅のホームから転落した見知らぬ日本人を助けようとして亡くなった韓国人青年、李秀賢さん(26)の勇気ある行動を語り継ぐ日本語朗読劇「李秀賢頌歌」(石森史郎脚本、アジアボックス制作)が26日、故人の7周忌に合わせて東京・高田馬場にあるライブハウスで上演された。チケットは予約だけで約50席が満席となり、立ち見が出るほど。
出演者は日本語就学生が中心で全員ボランティア。この日の「偲ぶ会」に合わせ、昨年11月に15人がオーディションで選ばれた。李さんの在りし日を収めたスライドと音楽をバックに約1時間かけ、韓日の懸け橋をめざした李さんの短い一生をたどった。
主催団体は異文化コミュニケーション誌『プラザプラザ』(東京都新宿区)。同誌編集長の中村里見さんは「出演者一人ひとりが李さんの崇高な人間愛を忘れず、語り部になっていってほしい。これからも出演者を入れ替えながら上演を重ねていく。将来は韓国でも上演したい」と抱負を語っていた。
韓日共同で財団 今春、正式発足
李秀賢さんの7回忌追悼式は25日、ソウル市のプレスセンターでも行われ、韓日共同で記念財団を設立することが明らかになった。財団は近く発起人会を開く。正式発足は春ごろの予定。
(2008.1.30 民団新聞)