掲載日 : [2008-03-12] 照会数 : 4299
実話もとに親子の絆 「裸足のギボン」日本公開
実話をもとに親子の絆を描いたクォン・スギョン監督の「裸足のギボン」が8日から、東京・中央区の銀座シネパトスで公開されている。
幼いころの熱病の後遺症で精神障害1級に認定、86歳の母親を一人で養っている実在のオム・ギボンさんがモデル。年齢は46歳だが心は8歳のまま。村の雑用でわずかばかりの金を稼ぎ、食べ物をもらうと、裸足のまま大急ぎで家に向かって走る。彼の姿を見て村の人たちは「裸足のギボン」と呼んでいた。
すでに4回のマラソン大会に出場し、入賞経歴まで持つアマチュア・マラソンランナーでもある。第1回目の大会で手にした賞金を一銭も使わずに、母親に渡した。その時ギボンさんは、マラソン大会の賞金で、苦労してきた母親を幸せにしてあげようと決意する。
韓国KBSテレビのドキュメンタリー「人間劇場」で紹介された忠清南道瑞山市に住むオム・ギボンさんの物語を見た同映画出演のシン・ヒョンジュンが、クォン監督に企画を持ち込み映画化された。フォトエッセイ集や漫画本も刊行された。
〈上映日程〉▽4月12日〜(大阪)シネマート心斎橋、布施ラインシネマ▽19日〜(名古屋)シネマスコーレ▽5月10日〜(浜松)松菱劇場。問い合わせはリベロ(℡03・6230・2281)。
(2008.3.12 民団新聞)