掲載日 : [2008-04-02] 照会数 : 3701
青山隧道で慰霊祭 殉難者供養塔建立から80年
[ 供養塔前で読経する僧侶 ]
【三重】三重県の一志郡から名張に抜ける旧青山隧道の工事中に犠牲となった同胞と日本人のための慰霊祭が3月20日、現地の殉難者供養塔前で行われた。
慰霊祭は民団三重県本部と三重県日韓親善協会が毎年共同で取り組んでおり、今年が5年目。また、慰霊碑建立からはちょうど80周年にあたる。
当日は土砂降りの雨の中を関係者60人が集まり、焚香した。また、殷鍾秀民団三重本部団長は、参加者を代表して追悼辞を読み上げた。
青山隧道工事は、大阪から伊勢神宮への日帰り参拝を可能にしようと近畿日本鉄道の前身、参宮急行電鉄が手がけた。難工事となったため、1928年から1930年までの3年間で16人の犠牲者を出した。この半分は同胞だった。この隧道は複線化工事にともない、現在は使われていない。
(2008.4.2 民団新聞)