掲載日 : [2008-04-16] 照会数 : 4436
在日1世の貴重な遺産 李吉秀コレクション展始まる
瀬戸市の愛知県陶磁資料館
遺族が寄贈 韓国の古陶磁など176点
【愛知】在日1世の実業家、李吉秀さんが60〜80年代に収集した韓国の古陶磁など貴重な美術品の数々が、瀬戸市の愛知県陶磁資料館(木村忠史館長)で展示されている。これらは李氏の死後、遺族が「故人がお世話になった瀬戸市のお役に立てば」と、同資料館に寄贈したもの。
主な展示品は、3国時代の陶質土器から高麗時代の青磁、李朝の粉青沙器、白磁、鉄沙、青花など韓国陶磁史の流れを体系的に概観できる108点。遺族が寄贈した李氏の秘蔵コレクション176点の中の一部だ。寄贈品にはこのほか日本や中国、東南アジア、西アジアの美術品も含まれている。
12日のオープニング式典には駐名古屋総領事館の李泰雨総領事はじめ、鄭煥麒名古屋韓国学校名誉理事長、梁東一民団愛知県本部団長、権東鉉愛知商銀理事長らも出席した。李さんと特に親交の深かったという鄭名誉理事長は、「これらのコレクションは韓国と日本の文化交流に役立つ」と期待している。
「李吉秀コレクション‐韓国、日本、中国、東南アジアのやきもの」は6月1日まで。入館料は一般500円、高校・大学生400円、中学生以下無料。午前9時半〜午後4時半。休館日は毎月曜日(5月5日・6日は開館、7日が休館)。
問い合わせは同館(℡0561・84・7474)。
(2008.4.16 民団新聞)