掲載日 : [2008-05-14] 照会数 : 3388
北韓の山に再び緑を 「青い森国民運動」開始
[ 6日に開かれた「韓半島青い森育成国民運動宣言式」で韓半島の模型に「苗木」を植える参席者 ]
韓国のNGO
【ソウル】「民族和解協力汎国民協議会」(民和協)、「わが民族相互支援運動」、「平和の森」など20余りの民間団体で構成された社団法人「民族の森」は6日、ソウル聖水洞の「ソウルの森」で「韓半島青い森育成国民運動宣言式」を持ち、北韓の山林緑化を支援するための「1人10株送り」募金運動を開始した。式には山林庁長も出席した。
丁世鉉「民族の森」常任共同代表(元統一部長官)は宣言式で「現在北韓の山林は全体の18〜20%(163万㌶)が荒廃化した。消えた森により北は水害と日照り、食糧難と燃料難に直面している」と指摘、「当面の救護事業に劣らず急務なのは森を復元することだ。韓国で1人が1年に2万ウォンを寄付して、北韓に10株を植える運動を行い、韓半島の山林緑化と環境保護に寄与するように願う」と協力を呼びかけた。
丁代表は「韓国は国土緑化の成功で世界4大造林成功国に数えられる。このような経験を北と分かち、緑の森を育てるならば、これは民族の未来に息吹をふき込むだろう」と強調した。
「民族の森」は2018年まで10年間、山林緑化と病虫害防止プログラムを推進する計画だ。必要な苗木は50億株と推算している。
関係者は「韓国人の1人が1年に10株ずつ送れば北韓で1年に5億株を植えることができ、北側の禿山が消える」と強調。「民族の森」は500億ウォンの募金を目標にして、寄付受け付けキャンペーンを始めた。
基金は北韓の養苗場を改善して種子管理研究センターと病害虫研究センターを建設するのに使われる。
「民族の森」は昨年4月、北韓地域の山林緑化と生態系復元のために結成された。
なお、北韓の山林緑化への積極的協力を表明している李明博大統領は、「植樹日」の4月5日、京畿道坡州市の都羅山民間人統制線内「平和公園」での記念植樹でも「南と北が合意すれば(韓半島)全体の造林計画をたてなければならない」と強調している。
◇
京畿道の委託で対北韓支援事業を受け持ってきた「わが民族相互支援運動」関係者は6日、「先月10日に実施予定の開城市開豊郡の養苗場竣工式および植樹行事を北韓が情勢上の理由で延期したが、先月23日頃に『京畿道さえよければ早期に再開しよう』と提案してきた。このため今月13日に金文洙知事と京畿道関係者など200人余りが北韓を訪問することにした」と明らかにした。
「民族の森」も7日に100人余りが平壌を訪問、中和郡養苗場の竣工式を開き3年生松1000株を植樹。さらに、16日には金剛山一帯に1000株を植える予定だ。
(2008.5.14 民団新聞)