掲載日 : [2008-07-16] 照会数 : 4324
韓国人気童話シリーズ
現文メディア(東京・大田区)は今月から来年4月にかけて、韓国で人気の童話を日本語訳のシリーズで順次刊行する。 20冊の秀作童話を毎月2冊のペースで紹介していく予定だ。親子愛や家族愛をテーマに扱った作品も多く、心の世界を大切にする韓国人の内面に触れることができる。韓国では子どもから大人まで、幅広い年齢から支持されている。3日には童話シリーズ①、②が発売された。
『チャリンコ・ヒコーキ・ジャージャー麺』は、幼い弟妹を養いながら、自転車を持つことを夢見て、早朝から新聞配達や洗車のアルバイトに精を出す、働き者の兄トンス。そして弟のトンべと、無邪気な妹のパンウル。
両親を亡くしても未来に夢を抱き、寄り添いながら今を力強く生きる3人兄妹の感動の物語。2007年に、韓国文化芸術委員会優秀文学図書に選ばれた。
文=イ・サンべ 絵=ぺク・ミョンシク 訳=高橋宣壽。
『心に刺さったガラスの破片』の主人公の男の子ウンギョルは、家族に言えないある秘密を心にしまい込んでいた。でもその秘密は重く、心にしまっておくことがとても苦痛で、誰かが気づいてくれることを密かに願っている。互いに頼ることができ、助け合うことができる家族。
会話が減りつつある現代の家庭にあって、家族の絆と愛情を改めて考えさせられる。韓国教保文庫で5年連続10万部のロングセラー。
キム・ユデさんの表情豊かな家族の絵も、強く印象に残る。
文=ファン・ソンミ 絵=キム・ユデ 訳=高橋宣壽。
定価はいずれも1200円(税別)。問い合わせは現文メディア(℡03・6413・7691)。
(2008.7.16 民団新聞)