掲載日 : [2008-11-13] 照会数 : 4373
北韓核に断固対応…オバマ氏強調
北韓核に断固対応…オバマ氏
検証拒否には新たな制裁も
オバマ次期米大統領は選挙運動の初期、昨年7月、「政権発足後から1年以内にも直接金正日北韓国防委員長に会う用意がある」と公言、前提条件抜きで会談する用意があることを示唆してきた。だが、その後、「米・北韓直接対話を行う用意がある」とトーンダウンし、首脳会談については言及を控えている。
10月のテレビ討論では、米国のテロ支援国指定解除措置について「北韓が合意を履行しなければ、直ちに応分の代価を払うことになり、韓半島の非核化を実現するためには断固として対応すべきで、譲歩してはならない」と強調。「徹底した検証を拒否するなら、エネルギー支援を中断して、最近撤回した制裁に加えて新しい制裁を検討する必要がある」と発言している。
また、北韓の核問題をめぐる6者会談の当面の懸案、北韓の核施設への検証についても、選挙選終盤に入り「(金国防委員長に)会う前に条件が充足されるべきだ」と強調した。
(2008.11.12 民団新聞)