掲載日 : [2009-01-28] 照会数 : 8463
お年寄りと歌の交流 「韓国音楽友の会」
[ 婦人会役員と歌唱をリードする「友の会」副会長(左) ]
日本人の韓日交流団体「韓国音楽友の会」(小平武司会長、埼玉県春日部市)は17日、東京・江戸川の韓国人会館を訪ね、懐かしい韓国歌謡の数々で同胞お年寄りたちをねぎらった。この日は婦人会江戸川支部(朴花子会長)が民団江戸川支部「老人会」(鄭震鮮会長)のメンバーを呼んで食事会を企画していたことから、「友の会」が交流の場に選んだ。
「友の会」からは韓国歌謡祭で入賞実績を誇る小平会長をはじめ役員4人が参加。パティ・キムや趙容弼らが持ち歌とした往年のヒット曲の映像をテレビ画面に流しながら約1時間余りの間、歌唱をリードした。お年寄りたちは歌詞カードを手に歌を口ずさんでいた。乗りのいい曲では、食事会の準備をした婦人会役員も加わって踊りの輪ができた。
「友の会」は今年が結成28年目。会員は関東地区を中心に約60人。全員、韓国歌謡をこよなく愛するという人たちだ。その活動は先ごろKBSテレビでも紹介されたばかり。
江戸川支部訪問ではこの日、小平会長が会場で紹介した8曲を収めたカセットと歌詞カードを35人の参加者全員にプレゼントした。小平会長は「希望があれば、どこの民団でも訪問して交流したい」と話している。
(2009.1.28 民団新聞)