掲載日 : [2009-02-04] 照会数 : 7302
<松江>キムチで街おこし…民団島根が後援
<松江>キムチで街おこし…民団島根が後援
【島根】「まつえキムチフェスティバル」が1日、松江駅に隣接する松江テルサで開幕。本場韓国のキムチやキムチ関連の屋台が結集した。
これは松江市の食文化や旬の地元食材を全国に発信している「まつえ暖談食フェスタ」の一環。民団島根県本部(李燮潤団長)が後援した。婦人会松江支部はキムチのほか、韓国物産・韓国屋台を出した。また、山陰地方で韓国料理店を営む4店も出店し、韓国屋台村エリアは終日にぎわった。
当日のメーンイベントのキムチ漬け込み体験講座も婦人会松江支部が主管し、講師を務めた。実行委員会が1回だけの開催予定で48人を募集したところ、申し込みが殺到したため、急きょ講座を2回として定員を96人に広げた。
参加者は「キムチを漬ける体験ができて非常に嬉しい。また、講座を開いて欲しい」「キムチという食文化を通じて韓国を身近に感じた。自分が作ったキムチを早く食べてみたい」と喜びを語っていた。
また、会場には島根県内に派遣されている韓国交流員による韓紙(ハンジ)工芸体験、韓国の子供の遊びコーナー、韓服(ハンボク)の試着コーナー等も設けられた。
昨年、民団主催の講座で学んだ講習生と講師で構成する民団サムルノリチームによる「サムルノリ」の演奏も会場を盛り上げた。
(2009.2.4 民団新聞)