掲載日 : [2009-03-11] 照会数 : 7846
もう一つの〞卒業式〟 舎利寺小民族学級
大阪市内の公立小学校で民族学級・クラブの修了式が相次いでいる。大阪市立舎利寺小学校(山下喜一校長、全児童数311人)でも6日、6年生の児童13人が韓服に身を包み、元気に「イエー」と返事をして第14回目の修了証を手にした。会場となった体育館には「われらの願い」のメロディーが流された。
同校の民族学級は週1回の開講。6年間児童の指導にあたってきた民族講師の金徳美さんは「中学校に進学しても、名前を大切にして自分の人生を切り開いてください」とはなむけの言葉を贈った。
13人の子どもたちには写真など、6年間の思い出が詰め込まれた「修了文集」(A5版27㌻)が手渡された。
(2009.3.11 民団新聞)