掲載日 : [2009-03-11] 照会数 : 6245
音楽で韓日両国結ぶ DJ古家正亨さん
[ 古家正亨さん ]
東京、大阪、札幌、韓国から
文化交流にも意欲
【大阪】古家正亨さん(35)は大阪を拠点に東京、札幌のFMラジオ局をかけもち、韓国音楽の専門番組を担当しているラジオ・ディスクジョッキー(DJ)兼パーソナリティーだ。韓国の音楽専門チャンネル「MTV J‐BEAT」でもビデオジョッキーとして日本の音楽を紹介している。日本と韓国を往来して韓日の音楽を紹介するパーソナリティーは古家さんが初めて。
韓国で取材したとっておきの穴場は、自らのFM番組で紹介している。「もっと韓国を好きになってもらいたいから」と、格安のツアーを組んで案内もする。韓国では「少しでも日本のことを理解してほしい」と、日本の音楽を流す。
古家さんのもう一つの肩書きは、「日韓文化交流コーディネーター」。韓国人アーティストの日本進出をサポートし、企画、運営、司会、通訳までこなす。最近は韓国でレコード会社を設立、自ら見込んだ実力派タレントのアルバムをリリースした。昨年6月からは韓国観光名誉広報大使の肩書きも加わった。
古家さんは「日本と韓国にかかわる仕事がライフワーク。ラジオで誰でも聞ける音楽を通して両国の橋渡しをしていきたい」と話す。
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プロフィール
ふるや・まさゆき。北海道北見市出身。95年、札幌のFM局でDJデビュー。98年から1年半、高麗大学語学堂で学ぶ。ラジオで韓国の音楽を紹介したいと韓国企業をスポンサーにつけ、99年から韓国音楽専門の番組を受け持つ。
(2009.3.11 民団新聞)