掲載日 : [2009-03-25] 照会数 : 7716
荒川土曜学校10周年 幼児期から7年皆勤も
[ 講師相手に「カウィバウィボ」遊びに夢中 ]
民団東京本部(李時香団長)の運営するオリニ土曜学校「荒川(東部)地域教室」から14日、第10期修了生が巣立っていった。08年度、出席率8割を超えたオリニ24人には修了証が手渡された。東部地域教室は荒川区とその近隣に住む同胞子弟を対象としている。
このうち、「皆勤賞」を贈られた6年生の仲良し3人組は就学前から7年間土曜学校に通い、今回晴れて〞卒業〟する。「入学前に話せなかった韓国語にもだいぶ自信がついた」と笑顔で語った鄭昌晃君は4月から東京韓国学校へ進学する。
第10期はオリニ64人が登録して08年4月からスタートした。出席率は毎週平均して50人前後と高い。これは同教室の指導管理にあたる東京韓国綜合教育院(金鎬院長)が在日同胞子弟に合わせた教材を用紙し、カリキュラムにも工夫を凝らしてきたことが大きい。口づてで少しずつ参加者が増えていった。付き添いの保護者も昨年から新設された「幼児班」を受け持ち、ボランティアで担当の教師をバックアップしてきた。
修了式では民団東京本部の金秀吉副団長が李団長の式辞を代読し、民団荒川支部の玄祥宗支団長も激励の言葉を述べた。駐日大使館から金賢中総領事が出席した。
(2009.3.25 民団新聞)