掲載日 : [2009-03-25] 照会数 : 7374
民団愛知ブライダルセンターが縁結び
[ ケーキに入刀する新郎新婦 ]
カップル2組目
【愛知】在日同胞のために出会いの場を提供してきた民団愛知ブライダルセンター(朴甲順委員長)から15日、2組目のカップルがゴールインした。新郎は潘輝彦さん(34)、新婦は金沢碧さん(27)。披露宴会場となった名古屋市内のホテルは、招待客からの祝福のエールで包まれた。
同センターは「同胞と結婚したくてもなかなか出会う機会がない」といった切実な声に応え、民団愛知県本部(梁東一団長)が設立した事業部が07年に再建した。ブライダルパーティー開催後は「あの人と一度話をしてみたい」「気になる人がいるが、見合いの場を設けてほしい」といった会員の声にひとつ一つ耳を傾け、年に約30回は個別に出会いの場を設けてきた。
今回のカップルも朴委員長が昨年10月、個別に引き合わせた中から生まれた。新郎の父親は「同胞どうしの結婚が難しいといわれているなか、良縁を結んでくれた愛知ブライダルに心から感謝している」と喜んでいる。梁団長は「結婚問題に対する民団への期待は大きく、日ごとに要望がふくらんでいる」という。
同センターの会員数は男性56人、女性34人。06年以降、ブライダルパーティーを7回開催し、カップル47組が交際をスタートさせた。
5月に特別企画
民団愛知ブライダル委員会は婚姻歴のある全国の在日同胞(日本国籍含む)を対象とした「春の特別企画」参加者を募集している。応募できるのは条件に見合った満28〜46歳くらいまでの男女各20人。
5月17日午前11時30分、名古屋市内のウエスティンナゴヤキャッスルホテル(2階銀の間)で。受付は午前11時。参加費13000円(民団愛知ブライダル会員10000円)。申請書(所定様式)と参加費を現金書留にて郵送。5月12日必着。
問い合わせ同センター(℡052・452・7002)。メール
bridal@mindan-aichi.org
(2009.3.25 民団新聞)