掲載日 : [2009-04-01] 照会数 : 6257
きょう入組式 各民族金融機関で
[ 事前研修を受ける新入社員ら(あすか信組) ]
在日韓国人信用組合協会(韓信協、洪采植会長)会員組合の入組式がきょう1日、各信組で行われる。今年は経済環境が厳しく、新卒の採用を控える企業が多い中で、逆に人材確保のチャンスと見て、例年より多めの採用をしたのは、信組愛知商銀(12人)と九州幸銀信組(8人)。
あすか信用組合では、全信組連の共同オンラインシステム「SKCセンター」に移行したことにより、電算センター従事者を転属したため、7人の採用に抑えた。
このほか、信組広島商銀が5人、あすなろ信組が3人、信組岡山商銀が1人となっている。
3月中に研修を実施したあすかと愛知商銀の新入職員は、あいさつや電話応対など社会人としてのマナー、就業規則、コンピューター、融資・手形小切手などを学んだ。韓国から留学し、立教大学を卒業した宋垠庚さん(24、あすか信組)は、「韓国人なので、在日同胞のために役立つ仕事をと思い、この職場を選んだ。早く仕事に慣れたい」と抱負を語った。
(2009.4.1 民団新聞)