掲載日 : [2009-04-15] 照会数 : 6514
強いメッセージ必要 韓日中3国首脳が一致
李明博大統領は東南アジア諸国連合(ASEAN)関連会議出席のためタイを訪問中の11日、パタヤ市内のホテルでの麻生太郎日本首相、温家宝中国首相との3カ国首脳会談で、北韓のミサイル発射問題をめぐる国連安保理の対応について、「国際社会が早期に最大限に強いメッセージを発することが重要だ」として、議長声明を早期に採択する方針で一致した。
李大統領と麻生首相は、拘束力のある新たな決議を採択するよう主張した。これに対して温首相は「安保理決議の採択が望ましい」とする韓日両国の立場に理解を示しながらも、「議長声明を希望する」との見解を表明。麻生首相は「3国が連携して早期に最大限強いメッセージを発出できるよう各国が作業の加速を指示することとしたい」と応じた。李大統領も「3国が同じ声を出すことが重要」と受け入れた。
3国首脳は、北韓核問題6者会談について、核検証方法の文書化が必要との認識でも一致した。
(2009.4.15 民団新聞)