掲載日 : [2009-04-29] 照会数 : 7269
<国体>引率団長に柳箕桓氏 総合優勝めざす
[ 鄭進民団中央本部団長と握手する柳引率団長(左) ]
在日大韓体育会は今秋、大田広域市一円で開かれる第90回全国体育大会(体典)に120人の選手団を派遣する。引率団長に決まった柳箕桓さん(70・在日関東地区忠清道民会会長)には21日の全国地方団長・中央傘下団長会議席上、鄭進民団中央本部団長から委嘱状が手渡された。
開催期間は10月20〜26日までの7日間。海外同胞種目はサッカー、ゴルフ、テニス、卓球、ボウリング、スカッシュの7種目。個人種目としては来年度から海外同胞種目に加わるテコンドーのほか10の競技が行われる。
体育会では現在、各地方本部、および競技団体を通じて有能な若手人材の推薦を募っている。選手は在日同胞であれば、日本国籍取得者も出場が可能で、対象となるのは91年9月1日以前の出生者。
在日同胞選手団は昨年の全南国体で金メダル6個、銀メダル2個、銅メダル10個を獲得し、メダルの総数では海外同胞部門で優勝したニュージーランドを上回ったが、得点比率の高い海外同胞種目では一歩及ばず、準優勝だった。今年こそ優勝をめざす。
(2009.4.29 民団新聞)