掲載日 : [2009-05-07] 照会数 : 4945
韓半島から伝わった先進文化、錦絵で紹介
新宿歴史博物館でパネル展
姜徳相氏招き講演も
新宿歴史博物館と高麗博物館の協働企画展「錦絵から見た幕末・明治の東アジア象ー朝鮮半島から伝えられた先進文化と技術」と題するパネル展が23〜6月21日まで、東京の新宿歴史博物館地下1階企画展示室で開かれる。
錦絵は幕末から明治期に時代の情報源として風刺画、時事画としての役割を果たしてきた。第1展示室では、360点にもおよぶ姜徳相さん(在日韓人歴史資料館館長、滋賀県立大学名誉教授)のコレクションから約60点を厳選し、錦絵など現れた日本の東アジア像を紹介する。
第2展示室では韓半島から伝えられたさまざまな先進文化と技術を、高麗博物館制作のパネルで紹介する。
開館9時半〜17時半。休館25日、6月8日(第1・3月曜日開館)。観覧料無料。
期間中、錦絵講座も開催。30日10時。テーマ「錦絵から見た幕末・明治の東アジア館」。講師は姜徳相さん。6月6日10時。テーマ「錦絵の誕生と流通の実態」。講師は大久保純一さん(国立歴史民俗博物館研究所教授)。いずれも会場は新宿歴史博物館2階講堂。受講料各回400円。定員60人。申し込みは往復ハガキで事前申し込み(参加希望日を明記)。
問い合わせは新宿歴史博物館(℡03・3359・2131)
(2009.5.7 民団新聞)