掲載日 : [2009-06-25] 照会数 : 4895
民団大阪、民族学級に視聴覚教材贈呈
【大阪】民団大阪本部(金漢翊団長)は、今年も民族教育振興策の一環として民族学級などに伝統楽器と民族衣装、および視聴覚教材DVDを贈った=写真。同本部が大阪韓国綜合教育院からの提案を受け、韓国政府に要望していたもの。
贈呈先は大阪市と東大阪市、堺市内の民族学級開設校12校、および大阪民族講師会(文茂康共同代表)、東大阪市民族講師会(鄭初美共同代表)の2団体。6月16日、民団大阪本部で伝達した。金漢翊団長は「今年も民族学級で学ぶ子どもたちの教育に必要な教材を寄贈することができました。今後ともますます頑張っていただきたい」と述べ、寄贈目録を手渡した。
大阪市内の民族学級開設校は現在105校。これは全公立学校の4分の1にあたる。大阪市立中川小学校の彌城精一校長は、「今年から日本人児童も一緒になって学習会『セットン』を開催しました。みんな一緒につながっていました」と述べた。また、東大阪市では80校のうち29校で民族学級が開設されている。
(2009.6.25 民団新聞)