掲載日 : [2003-04-02] 照会数 : 5277
中央委員会・分科委員会(03.04.02)
[ 上左から尹淳栄委員長・李信吉委員長・姜勝熙委員長
下左から金三中委員長・李英秀委員長・李忠征委員長 ]
2003年度活動方針決める
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企画分科委員会
企画分科委員会(尹淳栄委員長) 基調、総務方針、及び予算に関する活発な審議が行われ、原案通りに承認された。
委員からは、地方参政権獲得運動で仮に大衆行動を行うならば、日本の国会が始まる前の方が効果的なのではないか婦人会では6月の大研修会を決起集会の場と位置付けているが、民団の参加・協力を求める日本の公教育現場への啓蒙のため、例えば「一日一言/ウリマル・カレンダー」を製作し、学校等に配布してはどうか、との意見・要望が出された。
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組織分科委員会
組織分科委員会(李信吉委員長) 「ウリ支部ウリチャラン運動」を柱とする組織強化・活性化事業、民族和合・平和統一促進運動などの2003年度活動方針案を原案どおり承認した。
席上、各委員からは支部活動の隘路打開と活性化に向けて、全国支団長会議を地協単位できめ細かく開催するべきだとの意見が出た。これに関連、街のイベントに積極的に参加することで地域社会に認められ、組織の活性化にもつながるとする実績に裏付けられた建設的な提案も見られた。
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国際分科委員会
国際分科委員会(姜勝煕委員長) 地方参政権獲得運動、地方公務員国籍条項撤廃運動、自治体参与促進運動、韓日親善及び対外活動、海外同胞紐帯活動など2003年度活動方針案を原案どおり承認した。地方参政権獲得運動については、実現するまで粘り強く運動を進めることを確認。
地方公務員国籍条項撤廃運動においては、採用促進のためのセミナーや広報物の作成などの意見が出された。また海外同胞紐帯活動において、本国における国政参政権要望の意見も出された。
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民生分科委員会
民生分科委員会(金三中委員長) 生活権拡充運動と民団福祉事業民族金融機関・商工会議所助成活動結婚・就業相談事業継続事業を柱とする2003年度活動方針案を原案どおり承認した。
は、在日同胞福祉協議会の設置・運営、民団会館の福祉拠点としての有効活用、老人会(サークル)結成および充実化、高齢者・障害者特別給付金獲得活動、国民年金法の抜本的な改正のための要望活動、冠婚葬祭に対する相助体制構築などからなっている。
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文教分科委員会
文教分科委員会(李英秀委員長) 民族教育事業をはじめとする2003年度活動方針案を原案通り承認した。また傘下団体助成中、「体育会」の諸活動に、「ふれあい体育広場」など各種体育事業を追加することも承認された。
昨年と一昨年に実施されたオリニジャンボリーを、今年も継続することで確認した。これにともない一部運営の改善を要望する声が出た。
また「盧武鉉大統領とオリニたちが会える機会を作ってほしい」という意見も出た。
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宣伝分科委員会
宣伝分科委員会(李忠征委員長) イラク戦争の余波が、一連の核問題などで世界平和を脅かす北韓にも及ぶものと懸念されている。宣伝局方針では、在日同胞の生命と生活安定を保障する国際世論造成を視野に入れ、機関紙「民団新聞」の充実化や国際化時代に対応する宣伝・広報活動などを原案通り承認した。
委員からは幅広い世代に役立つ新聞内容にするために、定期的に傘下団体のページを設置することや同胞のニーズにあった中・長期的な連載企画が要望された。
(2003.04.02 民団新聞)