掲載日 : [2009-09-30] 照会数 : 9275
離散家族60年ぶり再会 95歳も涙にくれ
【ソウル】秋夕(旧盆。10月3日)を前に、約60年ぶりに26日から北韓・金剛山地域で再会を果たした南北離散家族らは28日には、別れを告げそれぞれの帰途についた。
最高齢者の95歳の男性を含む韓国側家族訪問団97人(1950年からの韓国戦争で北韓軍の捕虜となった元韓国軍男性1人、87年に北韓に拉致された漁船「トンジン27号」の船員2人の家族も特殊離散家族の資格で参加)と同伴家族28人は、金剛山ホテルで約1時間、240人の北側家族と最後の面会を行った。双方の家族は、再び会える保証がないまま別れの時を迎え、抱き合って涙を流しあうなど、悲しみに包まれた。
29日からは、10月1日までの日程で第2次再会行事が実施されている。
(2009.9.30 民団新聞)