掲載日 : [2010-03-17] 照会数 : 6683
<布帳馬車>仮想、Jリーグ版韓国人チーム
Jリーグが開幕した。韓国人プレーヤーがずいぶん増えた。これまでの日本人扱いとした「在日枠」に加え、昨年から導入された「アジア枠」の反映か。いずれも地方参政権はないが、日本人と同等にピッチに立てるからサッカーはすばらしい。
Jリーグ発足から17年、歴代得点王の13人が外国人プレーヤーだ。監督・コーチ陣に外国人が多いのも特徴。朝青龍問題でお騒がせ中の角界と違って、帰化せずとも立派な指導者になれるところは実に国際化されている。
韓国人Jリーガー、在日同胞も含めると軽く2チームは構成できる。J2や帰化同胞も加えるとまだまだいけそう。そこで、Jリーグ版韓国人オールスターチームを構成してみよう。
GKは金鎮鉉(セ大阪)、DFは郭泰輝(京都)、李正秀(鹿島)、李康珍(磐田)、朴柱昊(同)、朴柱成(仙台)で固めたい。中盤はKリーグ経験もある在日同胞の朴康造(神戸)を中心に徐庸徳(大宮)、丁東浩(横浜F)、金英権(FC東京)、韓国栄(湘南)といった、若々しい「ソウル五輪世代」に経験を積ませようか。
攻撃陣は李根鎬(磐田)、宰??(ガ大阪)の2トップは確定。韓東元(山形)、永哲(新潟)もキープし、もう一人、とびきり元気な鄭大世(川崎)はどうか?となると、同じ北韓代表の安英学(大宮)、梁勇基(仙台)、金成勇(京都)も加えよう。待てよ、高さのあるFWも補強したい。どうせなら参政権を持つ李忠成(広島)と韓国から岡山一成(浦項)を呼ぶのもありか?
チームを率いるのは大宮の張外龍監督がいい。でなければ私がやってみせよう。(Z)
(2010.3.17 民団新聞)