掲載日 : [2010-03-23] 照会数 : 9933
新会長に金重伸君…学生会中央が大会
[ 1年間を振り返ったあいさつをのべる姜善博前会長
] [ 左から、秋在淳副会長、鄭昇栄副会長、金重伸会長、姜善博代表監査、李龍平監査 ]
新会長に金重伸君…学生会中央第32期執行部
在日本大韓民国学生会の第32回定期中央大会が19日、韓国中央会館で開かれ、新会長に金重伸君(早稲田大)を選出するとともに、会員拡大と組織強化を柱とする新年度活動方針を決めた。
大会には首都圏と愛知、近畿など約40人の中央委員が出席したほか、民団中央本部から呉公太副団長、婦人会中央の余玉善会長、青年会中央の柳栄鉉副会長らが参席し、同胞学生らを激励した。
新年度活動方針としてKSJ(Korean Students Jumboree)をはじめ、同胞学生母国訪問研修や定例学習会などを通じて、一人でも多くの同胞学生を発掘し、組織強化を図っていく。また、民団主催のオリニジャンボリーにも、リーダーやスタッフとして積極的に参与していくことや、民団が中心となって推進している地方参政権獲得運動にも積極的に参与していくことを確認した。
このため、広報紙、ホームページをはじめ、「mixi」などのソーシャル・ネットワーク・サービスを活用した広報を強化していく。
任期満了に伴う役員改選では姜善博会長の後任に、金重伸君(早稲田大)が満場一致で選出された。副会長は秋在淳君(明治大)、鄭昇栄君(立正大)の2人が任命された。
代表監査には前会長の姜善博君(目白大)、監査は李龍平君(國學院大)が選出された。
姜前会長は、学生会で活動してきた2年間を振り返り、「たくさんの在日学生と出会い、刺激を受けた。学生会で学んだことは一生忘れない」と振り返った。
金新会長は「とにかく、みんなと協力し合いながら輪を広げ、一人でも多くの同胞学生の連帯の場にしていきたい」と抱負を述べた。
(2010.3.23)