掲載日 : [2010-04-14] 照会数 : 7172
<青年会>「韓日懸け橋事業」11月に青年世代結集へ戸別訪問
[ 開会のあいさつをする朴善貴会長(中央) ]
青年会全国会長会議で確認
青年会(朴善貴会長)は4日、韓国中央会館で第69回全国会長会議を開き、今年度重点方針に掲げた①地方参政権獲得運動②韓日懸け橋事業(仮称)③地方本部再建について具体策を検討した。
参政権 ネットで世論喚起
地方参政権獲得運動では、外国人参政権ドットコム実行委員会(田中宏代表)と一緒に永住外国人住民への地方参政権付与を呼びかけるインターネットサイト「外国人参政権ドットコム」を立ち上げ、世論喚起を図る。配信開始は5月中旬を予定している。
韓日懸け橋事業は、在日が韓・日を結び、確固たる信頼関係を築くのに寄与しようというもの。内容はシンポジウムないしはフォーラム、韓国の伝統芸能公演、映像上映などを予定している。11月20〜21日、神奈川県の「あーすプラザ」で開催することが決まった。青年世代を中心に1000人の動員をめざす。
不実地方本部の再建は3年計画で進めていく。今年度は5〜10地方を対象に集中戸別訪問活動を展開し、対象青年の発掘を図る。また、9月にはソウル母国研修を実施し、青年会活動への動機付けとしていく。
朴会長は「在日韓国人社会に夢と希望を与えられる存在になろう」と、各地方本部会長を激励した。
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7地方本部で役員改選
青年会は3月28日までに13地方本部で大会を開いた。このうち、7地方本部が改選大会だった。新会長を選出したのは、神奈川、大阪、京都、広島、岡山、福岡の6地方本部。東京は現職会長を再選した。広島は女性会長が選ばれた。
(2010.4.14 民団新聞)