掲載日 : [2010-05-19] 照会数 : 7961
領事業務改善へ 韓副団長「1日名誉総領事」
[ 担当領事から説明を受ける韓在銀1日名誉総領事(左) ]
民団の役割再確認
民団中央本部の韓在銀副団長はこのほど駐日韓国大使館から「1日名誉総領事」の委嘱を受け、担当領事から各業務について説明を受けた。
説明によれば、同総領事部に寄せられる相談は電話だけでも年間約7万件(1日平均280件)に上るという。それを女性職員3人が、時間交替で2人ずつチームを組み迅速に処理していると聞いた韓副団長は、「聞くと見るのとではまったく大違い。みんな一生懸命やっているんだと感じた」と語る。
旅券発給窓口では、家族関係証明書の発給にあたって、戸籍の番地を正確に記載していないため発給時に支障を来すこともあるとのこと。これについては、「みんだん生活相談センター」と連携して解決できた事例も多いとの報告に、韓副団長も得心した様子。
「1日名誉総領事」行事は領事サービスのさらなる改善に向けて各界から意見を聞くのを主な目的としている。韓副団長は、李時香民団東京本部団長(当時)、余玉善婦人会中央本部会長に続き3人目。総領事館施設の拡張工事後としてはこれが初めて。
(2010.5.19 民団新聞)