掲載日 : [2010-05-20] 照会数 : 8067
北韓の卑劣な軍事的蛮行を糾弾…民団が声明
民団中央本部の鄭進団長は20日、韓国海軍哨戒艇「天安」の沈没に関する、民軍合同調査団の公式発表で、北韓軍の魚雷攻撃によるものと断定されたことに対し、「北韓の卑劣で計画的な軍事的蛮行を断固糾弾」する内容の声明を発表した。
声 明 文(全文)
北韓の軍事的蛮行を断固糾弾する
韓国海軍哨戒艇「天安」の沈没は、20日、民軍合同調査団の科学的かつ客観的な調査・検証に基づいた公式発表によって、北韓(北朝鮮)軍の魚雷攻撃によるものと断定された。我われ民団(在日本大韓民国民団)は、同族である我が海軍将兵46人の生命をいとも簡単に奪っただけでなく、韓(朝鮮)半島と東北アジアの平和を根底から破壊しかねない北韓の卑劣で計画的な軍事的蛮行を断固糾弾し、次のように声明する。
1、北韓による天安艦撃沈は、二度と同族相残の戦争を起こすことなく、平和定着と交流・協力を通じて南北統一を実現しようとする切実な願いを踏みにじり、民族7000万の生存自体を脅かす蛮行である。我われはこの事態を座視せず、強力な抗議行動を辞さない。
2、我われは、この事態に対する本国政府の各種対応を積極的に支持し、それが最大の効果を発揮するよう全面的に協力するとともに、北韓の戦争挑発行為を完全封鎖すべく国際社会が一致結束するよう訴える。
3、北韓は、天安艦撃沈が自らの卑劣な軍事作戦によるものであったことを直ちに認め、公式かつ全面的に謝罪して韓国に対する賠償責任を果たすのはもちろん、北韓住民の生命と人権を犠牲にする先軍政治及び核兵器開発を放棄するよう、断固要求する。
2010年5月20日
在日本大韓民国民団中央本部
団 長 鄭 進