掲載日 : [2010-06-23] 照会数 : 6303
<民主平統海外地域会議決議>北韓の軍事挑発を糾弾
[ 第14期民主平統海外地域会議の開会に際してあいさつする李基澤首席副議長 ]
18カ国・地域 700人参加 G20ソウル会議全力支援
【ソウル】第14期民主平和統一諮問会議(議長=李明博大統領)の国内招請海外地域会議が8日から10日まで、ソウル市内のホテルで日本をはじめとするアジアと欧州、オセアニア、中南米、中東アフリカなどの18カ国・地域の諮問委員700余人が参加して開かれた。日本からは日本地域副議長の鄭進民団中央団長ら221人が参加した。
会議では、天安艦事態の教訓と課題、先進化と統一、G20首脳会議の開催準備状況と課題、北韓非核化と韓半島の将来、最近の国内の動向などについて、朴世逸・韓半島先進化財団理事長、司空壱・G20首脳会議準備委委員長、姜東錫・麗水世界博覧会組織委委員長、千英宇・外交通商部第2次官らから特別講演や報告を受けた。
諮問委員らは、天安艦事態以後の韓半島統一環境と南北関係、対北韓政策推進方向と諮問委員の今後の活動などについて議論した。
国家安保と韓半島平和の重要性について認識を新たにした会議参加者は、満場一致で採択した決議文で、天安艦を撃沈させた北韓の軍事挑発を強く糾弾し、北韓に対して謝罪と責任ある措置および再発防止、核兵器の放棄を要求した。
同時に、北韓の脅迫とテロ、分裂と葛藤助長を断固排撃し、全世界750万の在外同胞社会が一つとなり、祖国の未来のための統一安保力量の結集に積極的に参与することを決議した。また、持続的な経済成長と世界一流国家化のための政府の政策への積極的支持、今年11月にソウルで開催されるG20首脳会議の成功のための全力支援を明らかにした。
11日には第1師団視察に続き京畿道平沢市の第2艦隊司令部を訪問、引き上げられた天安艦について説明を受けた。
(2010.6.23 民団新聞)