掲載日 : [2010-06-23] 照会数 : 8775
<東京韓国学校>増築校舎が竣工
[ テープカットには大勢の関係者が参席した ]
東京韓国学校初等部校舎の増築工事が完了し、21日、関係者にお披露目された。新校舎は4階建て。5年生と6年生の教室を1クラスずつ増やし、各学年とも3クラスになった。これで4年生が進級する来年から再来年までの教室不足はひとまず解消した。
初等部 2年後を見すえて
新校舎は旧館と新館に分かれ、渡り廊下で結ばれている。新館には3、5、6年生が授業を受ける普通教室9つと、小講堂が設けられた。小講堂は体育の授業や児童集会、映画会など多目的に使用できる。昨年7月に工事が着工してからというもの、しばらく運動場を使えなかった子どもたちは大喜びで遊び回っていた。
同校自慢のコンピューター室も新しい部屋で約1年ぶりに再開した。このほか、これまでの英語図書室と初等部図書館を統合した専用図書室も用意されている。初等部校監の徐福姫さんは「子どもたちが広くなった教室でのびのび勉強できるのがなによりうれしい。民団をはじめとする同胞各機関、および協力をいただいた多くの方々に感謝の気持ちを伝えたい」と述べた。
竣工式には駐日大使館から権哲賢大使が出席、民団の鄭進中央本部団長、金龍濤東京本部団長、呉公太理事長、金明植校長らとともにテープカットを行った。初等部と中高等部の各舞踊部、PTAオモニ合唱団などの祝賀公演も行われた。
(2010.6.23 民団新聞)